
この記事で解決できること
🤔 ADHDとはなにか知りたい!
🤔 ADHDの原因を知りたい!
🤔 子どもがADHDなのは親である自分のせいかもしれない…
以上の困りごとを解決できる記事です。
発達障害支援アドバイザーの資格をもちながら、ADHDの当事者でもあるクリハラが解説します!
この記事を読めば、ADHDについて名称だけ知っている人でも「どうしてADHDになるのか」という深いところまで知れますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1 ADHD=脳の特性
2 ADHDになる5つの原因
2-1 遺伝学的要因
2-2 ドーパミン遺伝子の欠陥
2-3 極少未熟児や超未熟児
2-4 周産期障害
2-5 ニコチンやアルコールの影響
3 ADHDとして生まれたことを存分に活かそう!
ADHD=脳の特性

ADHDとは、脳の特性によって引き起される発達障害の一種です。
ADHDの脳は、一般的な脳(=定型発達)とは一部が異なる構造をしています。
そのため、ADHDの脳は定型発達どおりでは無いとして「発達障害」に分類されているのです。
このように、ADHD=脳の特性であって親のしつけなどによるものでは無いので、ADHDの子どもがいらっしゃる人は安心してください。
ADHDになる5つの原因
それでは、本題であるADHDの原因について、お話していきたいと思います。
ADHDになる5つの原因
①遺伝学的要因
②ドーパミン遺伝子の欠陥
③極少未熟児や超未熟児
④周産期障害
⑤ニコチンやアルコールの影響
これら5つの原因のいずれか、もしくは複数が合わさることで、ADHDの特性をもつ脳が形成されます。
難しい用語が並んでいますが、これからわかりやすく、1つずつ解説していきます。
原因① 遺伝学的要因
遺伝学的要因をわかりやすく言いかえると、「血縁関係のある人が要因である」ということです。
両親・兄弟姉妹・祖父母・いとこなど、血のつながった人にADHDの人がいると、自分自身も同じようにADHDの特性をもつことがあります。
原因② ドーパミン遺伝子の欠陥
ドーパミンとは、脳が快感や多幸感を感じると放出する神経伝達物質のことであり、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
しかし、脳がドーパミンを放出しにくい構造になっていると、集中力が続きにくいといったADHDの特徴が起こりやすくなります。
たとえば、宿題の問題が解けたとしても、脳内でドーパミンが放出されにくいと「できた!」という快感を得られず、宿題をすること自体に短時間で飽きてしまいます。
原因③ 極少未熟児や超未熟児
極少未熟児=出生体重が1500g未満、超未熟児=出生体重が1000g未満の子どもを指します。
生まれたときの体重が軽すぎると、脳の発達に影響がでやすいため、ADHDにもなりやすいです。
原因④ 周産期障害
周産期とは、妊娠中から出産後までの期間のことです。
この期間中に、母親の体で起こる心筋症などの病気・ホルモンバランスの変化・強いストレスを総称して、周産期障害と呼びます。
周産期は、母親だけではなく子どもにも大きな影響がでやすいため、この時期の体調不良は子どもの脳発達にも深く関係しやすいです。
原因⑤ ニコチンやアルコールの影響
妊娠中にニコチンやアルコールを摂取すると、胎児の脳(特に尾状核と前頭葉)に影響がでやすくなります。
そのため、子どもを妊娠中にタバコをすったり、お酒をのんだりしていた場合は、子どもの脳発達に影響がでている場合があります。
ADHDとして生まれたことを存分に活かそう!

この記事を読む前に比べて、ADHDについてより詳しくなれたのではないでしょうか!
最後に、ご紹介した内容をおさらいしていきましょう。
ADHD=脳の特性
ADHDになる5つの原因
①遺伝学的要因
②ドーパミン遺伝子の欠陥
③極少未熟児や超未熟児
④周産期障害
⑤ニコチンやアルコールの影響
ADHDの脳は、定型発達とは一部が異なっており、得意・苦手という凸凹があります。
ADHDとして生まれた、もしくは身近にADHDの人がいるのならば、苦手な凹ではなくて、得意な凸に目を向けてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いている私もADHDとして生まれた一人ですが、自分自身の凸と向き合い、周囲にも凸を伸ばすためにサポートしてもらった結果、こうして記事を届けることができています。
ADHDであることは、どうか悲観せずに、皆で存分に活かしながら、いっしょに人生を楽しんでいきましょう!