
この記事で解決できること
🤔 勉強がうまくいかなくて不登校になった
🤔 周囲の学習ペースについていけない
🤔 子どもがなかなか勉強をしない
🤔 学習障害について知りたい
以上の困りごとを解決できる記事です。
発達障害支援アドバイザーの資格をもつミホが解説します。
この記事を読めば、勉強への苦手意識や不登校につながりやすい学習障害について深くまで知れますので、ぜひ最後までご覧ください。
学習障害は勉強するのが難しくなりやすい発達障害

学習障害とは、文字どおり「学習することに難しさがある発達障害の一種」であり、LD(エルディ)とも呼ばれます。
勉強が難しいと感じる人はたくさんいますが、その原因の1つに『学習障害』があげられることは、実はあまり知られていません。
なぜなら、「勉強が難しい=本人の努力不足が原因だ」と考えがちだからです。
そのため、原因が学習障害だと、本人は精一杯に勉強していても、周囲から「努力不足だ」と評価されやすく、精神的に落ちこむ日が多くなりやすいです。
学習障害と診断される4つの特徴

学習障害には、4つの特徴があります。
これらすべてに当てはまっていると、学習障害である可能性が高いです。
そんな『学習障害と診断される特徴』について、1つずつ解説していきます。
知的能力とは、『脳の働き全般』を指す言葉です。
つまり、「知的能力の遅れがない=脳全体の働きが遅れているわけではない」ということになります。
言いかえれば、「脳の一部の働きに遅れがある」ということです。
学習の基礎的能力とは、書く・読む・聞く・計算するなど、勉強するために必要不可欠な行動を言います。
ここに問題があるということは、学習障害だと、勉強するための行動自体がすでに難しいのです。
たとえば、「漫画や絵本を読むのは好きだけど、国語の教科書を読むのは苦手」という場合は、学習障害が原因では無いでしょう。
しかし、「漫画でも、絵本でも、国語の教科書でも、『読む』こと自体が苦手」という場合だと、学習障害が原因である可能性が高いです。
学習障害だと、中枢神経(脳・脊髄)に問題があります。
脊髄とは、脳からの指令を体につたえるのに必要な通り道のことです。
こうしたことから、学習障害があると、文字をみても内容を理解するのが難しかったり、書くのに時間がかかったりするのです。
学習障害は、学習障害以外による脳や体に影響をおよぼす原因がありません。
そして、どんな環境でも学習への難しさを感じます。
そのため、「交通事故によって脳の一部を損傷してから勉強が難しくなった」という場合は、学習障害ではありません。
また、「学校では勉強できないけど自宅ではできる」という場合でも、学習障害では無いでしょう。
学習障害は不登校になりやすい

学校において「勉強ができるか」という点は大切であり、できているかの判断は、テストの点数などの見てわかりやすい事柄によってなされる傾向にあります。
しかし、学習障害があると、勉強するために必要な行動自体が難しいため、クラスメイトよりも勉強内容を理解するのに時間がかかりやすいです。
そのため、テストの点数が低かったり、授業中の返答がぎこちなかったりすると、周囲から「この子は勉強できるようになるための努力が足りない」と評価されてしまいやすいのです。
その結果「学校にいきたくない」と感じやすくなるため、下のデータのように『不登校になる割合』は、発達障害のなかでも高い傾向があります。
📊不登校になる割合の比較📊
定型発達(健常者)=0.36%
発達障害(ADHD)=2.3%
発達障害(学習障害)=14~34.5%
【まとめ】
学習障害があっても
安心して勉強できる環境をつくろう

学習障害について深く知ることができたのではないでしょうか。
最後にご紹介した内容をおさらいしていきましょう。
学習障害は勉強するのが難しい発達障害
学習障害と診断される4つの特徴
①知的能力の遅れがない
②学習の基礎的能力に問題がある
③医学的な側面がある
④ほかの障害や環境による影響がない
学習障害は不登校になりやすい
学習障害があると、本人は勉強で苦しむ機会が多いため、勉強すること自体を怖く感じてしまう傾向にあります。
そのため、学習障害としっかり向きあうには、本人が安心して勉強できる環境づくりがとても大切です。
もし、勉強に難しさを感じる子どもが身近にいるのなら、本人が一生懸命に勉強と向きあっている成果をみつける努力をし、成果はしっかり評価しましょう。
すると、本人も「この人は、自分が勉強を頑張っていることに気づている」という気持ちから、安心して勉強できるようになれるはずです。
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